抄録
佐々木発表部分:女性学長、特に公立女性学長では「学外からの登用」が男性に比べて多い。平均勤務年数は公立女性学長で最も短く8.9年。国立大学(男女)では26.8年。分布をみれば私立女性学長では10年以上勤務者の割合が低い。
「同窓生」比率は国立大学(男女)学長で37.2%と高い。私立女性学長でやや高いものの、18.9%である。
女子大学(78校)の女性学長数は22名(28.2%)である。そのうち9名がその女子大学の同窓生である。女性学長は「学部長・学科長」から選出されるケースは少なく、「学長・副学長」から就任するケースが多い。また「理事長・理事」および「行政機関・企業・国際機関」から就任するケースも比較的多い。
近年急増している副学長についていえば、その女性比率は2013年ごろまでは学長の女性比率よりも低く、2020年でも(2019年統計)10%台に止まっている。