抄録
Offer Organization: 日本学術振興会, System Name: 科学研究費助成事業, Category: 基盤研究(B), Fund Type: -, Overall Grant Amount: - (direct: 13300000, indirect: 3990000)
本課題で開発したひまわり 8 号の全球輝度画像データから夜光雲を自動検出する手法をひまわり 9 号の全球輝度画像データに適用した. 8 号と 9 号の夜光雲の検出結果について相互比較を行い, 夜光雲観測における 9 号の性能を評価した. 評価の結果, 9 号による夜光雲観測について大きな問題はなく, 8 号と同等性能の夜光雲観測が可能であることを確認した. これを踏まえ, 9 号による夜光雲の自動観測を開始, 8 号と同様に準リアルタイムで夜光雲検出データを作成し, ウェブページ (http://ttt01.cei.uec.ac.jp/himawari/) で研究者向けのデータを公開している. データアーカイブとしては, 8 号と 9 号の観測データをあわせて, 現在迄に約 8 年分の夜光雲データベースが得られている. 市民サイエンスへの貢献を意識した X (旧 twitter) で夜光雲の観測情報を発信するシステムについても 9 号での運用を開始している. 並行して, 夜光雲解析の高精度化の為に, 大気のレイリー散乱光の LT 変化特性と散乱断面積の散乱角依存性の関係についての調査にも着手している.